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決算短信 決算説明資料 | リクルートホールディングス Recruit Holdings report 201704 fs jp

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(1)

平成29年5月12日

上 場 会 社 名 株式会社リクルートホールディングス 上場取引所 東

コ ー ド 番 号 6098 URL http://www.recruit.jp

代 表 者 (役職名) 代表取締役社長兼CEO (氏名) 峰岸 真澄

問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員兼CFO (氏名) 佐川 恵一 (TEL) 03(6835)1111(代表)

定時株主総会開催予定日 平成29年6月20日 配当支払開始予定日 平成29年6月21日

有価証券報告書提出予定日 平成29年6月21日

決算補足説明資料作成の有無 : 有

決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け )

(百万円未満切捨て) 1.平成29年3月期の連結業績(平成28年4月1日~平成29年3月31日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益

親会社株主に帰属する 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

29年3月期 1,839,987 15.8 127,207 11.6 131,718 10.4 85,422 32.4 28年3月期 1,588,623 22.2 114,032 △6.9 119,336 △5.0 64,535 △7.4 (注) 包括利益 29年3月期 61,219百万円( 28.6%) 28年3月期 47,598百万円( △59.6%)

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり 当期純利益

自己資本 当期純利益率

総資産 経常利益率

売上高 営業利益率

円 銭 円銭 % % %

29年3月期 152.51 152.27 11.1 10.1 6.9

28年3月期 114.28 114.12 8.5 10.6 7.2

(参考) 持分法投資損益 29年3月期 3,823百万円 28年3月期 4,961百万円 (参考)EBITDA(※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(1)参照)

  29年3月期 230,835百万円(14.1%) 28年3月期 202,250百万円(5.7%)

のれん償却前当期純利益(※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(1)参照)   29年3月期 138,955百万円(23.5%) 28年3月期 112,477百万円(4.5%)

  調整後EPS(※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(1)参照)   29年3月期 241.27円(15.1%) 28年3月期 209.58円 (2)連結財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

29年3月期 1,449,614 778,540 53.2 1,384.16

28年3月期 1,150,681 777,000 66.9 1,363.96

(参考) 自己資本 29年3月期 770,787百万円 28年3月期 770,277百万円 (3)連結キャッシュ・フローの状況

営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

百万円 百万円 百万円 百万円

29年3月期 142,161 △214,257 110,557 345,676

28年3月期 162,511 △109,613 △53,546 310,322

2.配当の状況

年間配当金

配当金総額 (合計)

配当性向 (連結)

純資産 配当率 (連結)

第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計

円 銭 円銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %

28年3月期 - 0.00 - 50.00 50.00 28,236 43.8 3.7

29年3月期 - 0.00 - 65.00 65.00 36,213 42.6 4.7

30年3月期(予想) - 11.00 - 11.00 22.00 30.1

(注)1 平成30年3月期(予想)の配当性向(連結)については、下記「3.平成30年3月期の連結業績予想」に記載のとおり、国際財務報告基準 (IFRS)に基づき算出された基本的1株当たり当期利益をベースにしております。

2 当社は、平成29年6月30日を基準日、同7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行う予定であり、上記平成30年3月期 の年間配当金予想はこれを考慮した金額となっております。なお、当該分割を考慮しない場合の平成30年3月期の年間配当金予想は66円 となります。

3.平成30年3月期の連結業績予想(平成29年4月1日~平成30年3月31日)

(%表示は、対前期増減率)

売上収益 営業利益

親会社の所有者に帰属 する当期利益

基本的1株当たり 当期利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭

通 期 2,084,000 7.3 185,500 △4.3 122,000 △10.3 73.03 (参考)EBITDA 30年3月期通期 251,000百万円(8.0%)

  調整後EPS 30年3月期通期 82.01円(2.0%)

  配当算定基準とする当期利益 30年3月期通期 124,000百万円(1.1%)

(注)1 当社は、平成30年3月期第1四半期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用するため、連結業績予想はIFRSに基づき算定しておりま す。なお、対前期の増減率に使用した平成29年3月期のIFRS実績値は概算値であり、会計監査の結果により変更する可能性がありま す。

  2 平成29年7月1日をもって、当社株式1株につき3株の割合で株式分割を行う影響を考慮しております。

(2)

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

 

新規

7社

(社名)

USG PeopleB.V.

Start Holding B.V. Start PeopleB.V. Start PeopleNV UniqueNV

USG PeopleFranceSAS USG PeopleInterservices NV

、 除外

3社

(社名)

A.C.N 139 871560 PtyLtd

P.B. RecruitmentPty Ltd Peoplebank Holdings PtyLtd

   

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示

会計基準等の改正に伴う会計方針の変更

①以外の会計方針の変更

会計上の見積りの変更

修正再表示

   

(3)発行済株式数(普通株式)

期末発行済株式数(自己株式を含む)

29年3月期 565,320,010株 28年3月期 565,320,010株

期末自己株式数

29年3月期 8,458,560株 28年3月期 584,200株

期中平均株式数

29年3月期 560,109,849株 28年3月期 564,729,112株

 

(注)当社は、役員報酬BIP信託を導入しており、当該信託が所有する当社株式(272,659株、29年3月期末時点)は自己株式に含めて記載しており ます。

 

(参考)

個別業績の概要

平成29年3月期の個別業績(平成28年4月1日~平成29年3月31日)

(1)個別経営成績

(%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

29年3月期 571,321 6.1 78,402 3.3 84,399 9.8 74,558 35.7 28年3月期 538,417 5.0 75,884 △0.6 76,850 △0.4 54,956 9.4

 

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

円銭 円 銭

29年3月期 133.11 132.91

28年3月期 97.31 97.18

   

(2)個別財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

29年3月期 1,426,482 581,962 40.7 1,041.41

28年3月期 1,128,936 562,751 49.7 992.70

(参考)自己資本 29年3月期 579,920百万円 28年3月期 560,613百万円

 

 

 

決算短信は監査の対象外です

 

業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

(1)各種経営指標の算式  (日本基準)

  EBITDA=「営業利益+減価償却費+のれん償却額」

  のれん償却前当期純利益=「親会社株主に帰属する当期純利益+のれん償却額」

  調整後当期純利益:親会社株主に帰属する当期純利益±調整項目(注1)(非支配株主帰属分を除く)

  ±調整項目の一部に係る税金相当額

  調整後EPS:調整後当期純利益/(期末発行済株式数-期末自己株式数)

  (注1)企業結合に伴い生じたのれん以外の無形固定資産及びのれんの償却額±特別損益  (IFRS)

  EBITDA=「営業利益+減価償却費±その他の営業収益・費用」

  調整後当期利益:親会社の所有者に帰属する当期利益±調整項目(注2)(非支配持分帰属分を除く)

  ±調整項目の一部に係る税金相当額

  調整後EPS:調整後当期利益/(期末発行済株式数-期末自己株式数)

  配当算定基準とする当期利益=「親会社の所有者に帰属する当期利益から非経常的な損益等を控除した金額」   (注2)企業結合に伴い生じた無形資産の償却額±非経常的な損益

 ※四半期においては、「当期」を「四半期」、「期末」を「四半期末」に読み替えて計算 (2)業績予想の適切な利用に関する説明

(3)

― 1 ―

○添付資料の目次

1.経営成績等の概況 ……… 2

(1)経営成績の概況 ……… 2

(2)財政状態の概況 ……… 5

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 7

2.企業集団の状況 ……… 8

3.経営方針 ……… 13

(1)会社の経営の基本方針 ……… 13

(2)目標とする経営指標 ……… 13

(3)会社の対処すべき課題と経営戦略 ……… 13

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 14

5.連結財務諸表及び主な注記 ……… 15

(1)連結貸借対照表 ……… 15

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 17

(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 19

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 21

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 23

(継続企業の前提に関する注記) ……… 23

(会計方針の変更) ……… 24

(セグメント情報等) ……… 25

(企業結合等関係) ……… 29

(1株当たり情報) ……… 32

(重要な後発事象) ……… 33

(4)

1.経営成績等の概況

(1)経営成績の概況

 

(当期の経営成績)

当連結会計年度における我が国経済は、雇用情勢が高位安定するなか、緩やかな回復基調で推移しました。欧米

経済は、英国のEU離脱問題及び米国の政権交代の影響等から先行き不透明な状況が続くものの、個人消費を中心に

緩やかな成長が継続しました。豪州経済は、個人消費が成長を支え底堅く推移しました。

このような環境の下、当社グループは引き続き国内事業の強化とともに、海外展開を進めてまいりました。

販促メディア事業においては、主に飲食分野や美容分野でITを活用したクライアント基盤の強化や予約サービス

の拡大等によるユーザーの利便性向上を推進してまいりました。人材メディア事業においては、雇用情勢が高位安

定している国内人材募集領域では、更なる競争力の強化に注力しました。また、海外人材募集領域では、主にブラ

ン ド 認 知 度 の 向 上 と 営 業 体 制 の 強 化 に 努 め る こ と で ユ ー ザ ー 及 び ク ラ イ ア ン ト の 獲 得 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た。

人材派遣事業においては、効率的な事業運営を推進したほか、M&A等により展開地域の拡大を進めてまいりました。

 

これらの結果、売上高は1兆8,399億円(前連結会計年度比15.8%増)、営業利益は1,272億円(前連結会計年度

比11.6%増)、経常利益は1,317億円(前連結会計年度比10.4%増)となりました。また、特別利益として関係会社

株式売却益を218億円計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は854億円(前連結会計年度比32.4

%増)となりました。

EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は2,308億円(前連結会計年度比14.1%増)、のれん償却前当期

純 利 益 ( 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 + の れ ん 償 却 額 ) は 1,389 億 円 ( 前 連 結 会 計 年 度 比 23.5 % 増 )、 調 整 後

EPS(注1)は241.27円(前連結会計年度比15.1%増)となりました。

M&A等により新たに連結を開始する子会社の業績を控除した、既存事業での売上高は1兆6,762億円(前連結会計

年度比5.5%増)、EBITDAは2,212億円(前連結会計年度比9.4%増)となりました。

なお、当社グループでは、M&A等を活用した事業基盤の強化や拡大を積極的に目指していくなかで、各国の会計基

準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDAを業績の指標として採用しております。

ま た、 平 成 30 年 3 月 期 か ら 当 社 グ ル ー プ の 連 結 財 務 諸 表 に つ い て、 従 来 の 日 本 基 準 に 替 え て 国 際 財 務 報 告 基 準

( 以 下 「 IFRS 」 と い う。) を 任 意 適 用 し、 平 成 30 年 3 月 期 第 1 四 半 期 連 結 会 計 期 間 か ら IFRS に 基 づ き 開 示 を 行 い ま

す。

 

(注1)調整後EPS(調整後1株当たり当期純利益):調整後当期純利益(注2)/(期末発行済株式数-期末

自己株式数)

 (注2)調整後当期純利益:親会社株主に帰属する当期純利益±調整項目(注3)(非支配株主帰属分を除く)

  ±調整項目の一部に係る税金相当額

 (注3)調整項目:企業結合に伴い生じたのれん以外の無形固定資産及びのれんの償却額±特別損益

 

上記指標は、日本基準に基づく内容で記載しております。IFRSに基づく内容は、「3.経営方針(2)目標とす

る経営指標」をご参照ください。

主なセグメント別の概況は、以下のとおりであります。

 

① 販促メディア事業

当連結会計年度における販促メディア事業の売上高は3,763億円(前連結会計年度比7.7%増)、セグメント利

益(セグメントEBITDA)は1,020億円(前連結会計年度比9.4%増)となりました。

 

主な領域別の概況は、以下のとおりであります。

 

ⅰ.ライフイベント領域

住宅分野においては、ユーザー集客の推進に加えて、クライアントの集客ニーズの高まり等により、主要分

野である分譲マンション分野、戸建・流通分野及び賃貸分野が全て伸長した結果、売上高は好調に推移しまし

た。

(5)

― 3 ―

及び大手結婚式場運営クライアントの集客ニーズの高まり等を背景に、売上高は堅調に推移しました。

 

こ れ ら の 結 果、 ラ イ フ イ ベ ン ト 領 域 に お け る 売 上 高 は 1,974 億 円 ( 前 連 結 会 計 年 度 比 10.2 % 増 ) と な り ま し

た。な お、 主 要 分 野 の 売 上 高 の 内 訳 は、 住 宅 分 野 995 億 円 ( 前 連 結 会 計 年 度 比 13.1 % 増 )、 結 婚 分 野 546 億 円

(前連結会計年度比1.8%増)となりました。

 

ⅱ.日常消費領域

旅行分野においては、第2四半期連結会計期間において子会社を譲渡したことにより、売上高は前連結会計

年度比で減少となりました。なお、主力事業である「じゃらん」の売上高は、延べ宿泊者数の増加等により好

調に推移しました。

飲食分野においては、「Airシリーズ」を軸としてクライアント接点を強化したこと及びネット予約人数が引

き続き順調に拡大したこと等を背景に、売上高は堅調に推移しました。

また、美容分野においては、「SALON BOARD」の利便性向上を進めたこと及びネット予約件数が引き続き順調

に拡大したこと等を背景に、既存クライアントとの取引拡大や新規クライアントの獲得が進んだ結果、売上高

は好調に推移しました。

 

これらの結果、日常消費領域における売上高は1,717億円(前連結会計年度比2.7%増)となりました。なお、

主要分野の売上高の内訳は、旅行分野585億円(前連結会計年度比3.8%減)、飲食分野375億円(前連結会計年

度比3.2%増)、美容分野573億円(前連結会計年度比24.4%増)となりました。

 

② 人材メディア事業

当連結会計年度における人材メディア事業の売上高は4,053億円(前連結会計年度比12.8%増)、セグメント利

益(セグメントEBITDA)は946億円(前連結会計年度比7.6%増)となりました。

 

主な領域別の概況は、以下のとおりであります。

 

ⅰ.国内人材募集領域

国内人材募集領域においては、有効求人倍率が高位安定し求人広告掲載件数の増加も続く等、堅調な雇用環

境が継続しております。

こ の よ う な 環 境 の 下、 正 社 員 募 集 及 び ア ル バ イ ト ・ パ ー ト 募 集 分 野 と も に、 売 上 高 は 堅 調 に 推 移 し ま し た。

また、更なる競争力強化を目指し、特に第2四半期連結累計期間においてユーザー集客及び営業体制の強化を

行いました。

 

これらの結果、国内人材募集領域における売上高は2,666億円(前連結会計年度比4.2%増)となりました。

 

ⅱ.海外人材募集領域

海外人材募集領域においては、現在の事業の中心である米国に加え、その他の国においても「Indeed.com」

の広告宣伝を実施しブランド認知度を高めたほか、営業体制の強化を行った結果、サービス利用が順調に拡大

し、売上高は好調に推移しました。

 

これらの結果、海外人材募集領域における売上高は1,202億円(前連結会計年度比42.5%増)となりました。

 

③ 人材派遣事業

当連結会計年度における人材派遣事業の売上高は1兆687億円(前連結会計年度比20.1%増)、セグメント利益

(セグメントEBITDA)は633億円(前連結会計年度比27.6%増)となりました。

 

主な領域別の概況は、以下のとおりであります。

 

(6)

ⅰ.国内派遣領域

国内派遣領域においては、派遣社員実稼働者数が継続的に増加する等、人材派遣市場は緩やかな拡大傾向が

継続しております。

このような環境の下、営業力を強化したこと及び既存派遣契約の継続や新規派遣契約数の増加に注力したこ

と等により、引き続き事務、エンジニアリング及びIT分野を中心に売上高が好調に推移しました。

 

これらの結果、国内派遣領域における売上高は4,634億円(前連結会計年度比11.9%増)となりました。

 

ⅱ.海外派遣領域

海 外 派 遣 領 域 に お い て は、 前 連 結 会 計 年 度 に お い て 株 式 を 取 得 し た Chandler Macleod Group Limited 及 び

Atterro, Inc.等の業績が、当連結会計年度においては期首より寄与したことに加え、第3四半期連結会計期間

より、第1四半期連結会計期間において株式を取得したUSG People B.V.(平成28年7月にUSG People N.V.か

ら社名変更)の業績が新たに寄与した結果、当領域の売上高は増加しました。

 

これらの結果、海外派遣領域における売上高は6,052億円(前連結会計年度比27.2%増)となりました。

 

④ その他事業

当連結会計年度におけるその他事業の売上高は53億円(前連結会計年度比4.4%増)、セグメント利益(セグメ

ントEBITDA)は128億円のマイナス(前連結会計年度は118億円のマイナス)となりました。

 

(次期の連結業績見通し)

平成30年3月期第1四半期連結会計期間よりIFRSに基づき開示することに伴い、次期の連結業績見通しについて

もIFRSで開示します。

 次期の連結業績見通しは、各事業における堅調な伸びを背景に、売上高は2兆840億円(前連結会計年度比7.3%

増)、前連結会計年度に関係会社株式売却益を計上した影響から、営業利益は1,855億円(前連結会計年度比4.3%

減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,220億円(前連結会計年度比10.3%減)となる見通しであります。な

お、前連結会計年度の営業利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益から同売却益等を除くと、営業利益の前連

結会計年度比は8.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は4.3%増の見通しであります。

 また、EBITDAは2,510億円(前連結会計年度比8.0%増)、調整後EPSは82.01円(前連結会計年度比2.0%増)、配

当算定基準とする当期利益は1,240億円(前連結会計年度比1.1%増)を見込んでおります。

更に、次期における既存事業での売上高は2兆840億円(前連結会計年度比7.3%増)、EBITDAは2,510億円(前連

結会計年度比8.0%増)を見込んでおります。なお、これらはM&A等により次期から連結を開始する子会社の業績を

控除した見通しでありますが、現時点では連結業績見通しと既存事業における連結業績見通しとが一致しておりま

す。

(注1)各事業の詳細等につきましては、「3.経営方針(3)当社グループを取り巻く経営環境と対処すべき課

題、経営戦略」をご参照ください。

(注2)前連結会計年度比の算出に使用した2017年3月期のIFRSに基づく実績は概算値であり、会計監査の結果に

より変更となる可能性があります。

(注3)調整後EPSについては、平成29年7月1日をもって当社株式1株につき3株の割合で株式分割を行う影響を

(7)

― 5 ―

(2)財政状態の概況

(資産、負債及び純資産の概況)

① 資産の部

流動資産は7,144億円と前連結会計年度末比1,246億円(21.1%)増加しました。これは主に受取手形及び売掛

金並びに有価証券の増加によるものであります。

固定資産は7,351億円と前連結会計年度末比1,742億円(31.1%)増加しました。これは主に人材派遣事業にお

けるM&Aに伴うのれん、ソフトウエア及び顧客関連資産の増加によるものであります。

以上の結果、当連結会計年度末の総資産は1兆4,496億円と前連結会計年度末比2,989億円(26.0%)増加しま

した。

② 負債の部

流動負債は3,594億円と前連結会計年度末比774億円(27.4%)増加しました。これは主に1年内返済予定の長期

借入金、未払費用及び未払金等のその他流動負債の増加によるものであります。

固定負債は3,116億円と前連結会計年度末比2,199億円(239.9%)増加しました。これは主に社債及び長期借入

金の増加によるものであります。

以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は6,710億円と前連結会計年度末比2,973億円(79.6%)増加しまし

た。

③ 純資産の部

純資産は7,785億円と前連結会計年度末比15億円(0.2%)増加しました。これは主に配当金の支払、親会社株

主に帰属する当期純利益の計上、自己株式の取得及び為替換算調整勘定の減少によるものであります。

 

(キャッシュ・フローの概況)

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動及び財務活動による収入が投資

活動による支出を上回ったため、前連結会計年度末比353億円増加し3,456億円となりました。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度の営業活動による資金の増加は、前連結会計年度比203億円(12.5%)減少の1,421億円となり

ました。これは税金等調整前当期純利益1,492億円から、加算項目の主なものとして、減価償却費500億円及びの

れん償却額535億円、減算項目の主なものとして、売上債権の増加額385億円及び法人税等の支払額771億円を計上

したことによるものであります。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度の投資活動による資金の減少は、前連結会計年度比1,046億円(95.5%)増加の2,142億円とな

りました。これは主に、無形固定資産の取得による支出490億円及び人材派遣事業におけるM&Aにより連結の範囲

の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,766億円を計上した一方で、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売

却による収入228億円を計上したことによるものであります。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度の財務活動による資金の増加は、1,105億円の収入となりました(前連結会計年度は535億円の

資金の減少)。これは主に、長期借入れによる収入1,747億円及び社債の発行による収入500億円を計上した一方

で、長期借入金の返済による支出518億円、自己株式の取得による支出312億円及び配当金の支払額285億円を計上

したことによるものであります。

(8)

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成28年3月期 平成29年3月期

自己資本比率(%) 66.9 53.2

時価ベースの自己資本比率(%) 168.6 218.2

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 0.1 0.8

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 167.7 119.2

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注) 1 いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

(注) 2 株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。

(注) 3 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。

(注) 4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお

(9)

― 7 ―

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、持続的な利益成長と企業価値向上につながる戦略的投資を優先的に実行することが、株主共通の利益に資

すると考えております。加えて、当社は、株主に対する利益還元についても重要な経営上の施策の一つとして認識し

ており、安定的かつ継続的な配当を行うことを基本として位置づけ、業績の動向や将来の成長投資に必要となる内部

留保の充実や財務基盤の確立を総合的に勘案した利益還元を行うことを基本方針としております。

 また、連結配当性向はのれん償却前当期純利益から特別損益等の影響を控除した上で30%程度を目安(注)として

おります。

この基本方針に従って、第57期事業年度の配当については、1株当たり65円としました。

内部留保資金については、戦略的な成長投資に充当することにより企業価値の向上を図ってまいります。

当社は平成30年3月期より中間配当を実施することとし、中間期末日及び期末日を基準に年2回の剰余金の配当を

行う方針としております。

剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会

の決議によらず取締役会の決議によることとしております。

次期(平成30年3月期)の配当につきましては、中間配当は1株当たり11円、期末配当は1株当たり11円、通期22

円を予定しております。なお、当社は、平成29年6月30日を基準日、同7月1日付で普通株式1株につき3株の割合

で株式分割を行う予定であり、上記平成30年3月期の年間配当金予想はこれを考慮した金額となっております。当該

分割を考慮しない場合の平成30年3月期の年間配当金予想は66円となります。

(注)「のれん償却前当期純利益」とは、親会社株主に帰属する当期純利益にのれん償却額を加えた数値でありま

す。なお、平成30年3月期第1四半期より国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を任意適用するため、

IFRS移行後における連結配当性向は、親会社の所有者に帰属する当期利益から非経常的な損益等の影響を控

除した上で30%程度を目安としております。

(10)

2.企業集団の状況

当社は、持株会社として当社グループの経営方針策定及び経営管理を担当しており、当社グループは、当社、子会

社357社及び関連会社19社(平成29年3月末日現在)で構成されております。

当社グループは、昭和35年に大学新聞に企業の求人広告を掲載し、学生に求人情報を提供することから始まりまし

た。設立以来、クライアント(企業等)とユーザー(個人等)を結びつけるプラットフォームを創造、運営しており

ます。現在、様々な事業に取り組み、幅広い事業領域を有するとともに、各領域において一定程度のマーケットシェ

アを獲得しております。

当社グループは、事業の種類別に「販促メディア事業」、「人材メディア事業」、「人材派遣事業」及び「その他

事業」の4つを報告セグメントとしております。

販促メディア事業は、人生における大きなイベントである結婚及び住宅等のライフイベント領域の他、旅行、飲食

及び美容等の日常消費領域等で構成されており、ライフイベントや日常の様々な消費に関する情報サービスを提供し

ております。

人材メディア事業は、国内人材募集領域及び海外人材募集領域によって構成されており、求人広告及び人材紹介等

のサービスを提供しております。

人材派遣事業は、国内派遣領域及び海外派遣領域によって構成されており、事務職派遣、製造業務・軽作業派遣及

び各種専門職派遣等を展開しております。

その他事業では、デジタルコンテンツサービスの企画・運営・受託等を行っております。

販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業のサービス内容等は以下のとおりであります。

① 販促メディア事業

ライフイベント領域及び日常消費領域において、当社グループが有するメディアを利用して、クライアントの

プロモーション活動及びユーザーの行動を支援するサービスを提供しております。

ライフイベント領域では、住宅、結婚、進学及び自動車関連等の情報サービスを提供しております。

住宅分野においては、住宅の売買・賃貸・リフォームに関する情報誌・情報サイトを発行・運営しております。

具体的には、情報誌・情報サイト「SUUMO」を発行・運営しております。また、新築マンションや注文住宅

購入に関する相談カウンターサービスを提供しております。

結婚分野においては、自分らしい結婚を実現するためのブライダル情報誌・情報サイト「ゼクシィ」を通じて、

新しいブライダルの形を提案しております。また、結婚式場選びに関する相談カウンターサービスを提供してお

ります。

その他、高校生の進路選びをサポートする無料の進学情報誌「スタディサプリ進路 進学事典」及び情報サイト

「スタディサプリ進路」を、車探しに便利な中古車情報誌・情報サイトとして「カーセンサー」を発行・運営し

ております。

日常消費領域においては、旅行/飲食/美容等、日常の様々なシーンでユーザーの行動を支援するサービスを

提供しております。

旅行分野においては、主に国内の宿・ツアー・周辺観光情報を掲載した情報誌及び検索・予約サイト「じゃら

ん」を発行・運営しております。情報サイトでは、単なる情報提供にとどまらず、宿泊予約までサポートしてお

ります。また、日本各地に配置されたスタッフが、旅館やホテルの情報をきめ細かく収集し、独自プランを提供

しております。

その他、飲食店の情報と割引クーポンを掲載した情報誌及び検索・予約サイト「HotPepperグルメ」、ヘアサロ

ン ・ リ ラ ク ゼ ー シ ョ ン & ビ ュ ー テ ィ ー サ ロ ン の 情 報 を 掲 載 し た 情 報 誌 及 び 検 索 ・ 予 約 サ イ ト 「HotPepper

Beauty」等を発行・運営しております。

② 人材メディア事業

国内人材募集領域及び海外人材募集領域において、当社グループが有するメディアを利用して、クライアント

の求人活動及びユーザーの求職活動を支援するサービスを提供しております。

国内人材募集領域では、就職活動を行う学生に対しては新卒向け就職情報サイト「リクナビ」を通じて情報を

(11)

― 9 ―

ービス「リクルートエージェント」を提供しております。アルバイトの情報サイト「フロム・エー ナビ」、アル

バイトから社員までの求人を掲載した情報誌・情報サイト「タウンワーク」を発行・運営しております。

海外人材募集領域においては、アグリゲート型求人情報専門検索エンジンサイト「Indeed.com」を運営してお

ります。

③ 人材派遣事業

国内派遣領域及び海外派遣領域において、事務職派遣、製造業務・軽作業派遣及び各種専門職派遣等の人材派

遣サービスを提供しております。当社グループが労働者を派遣するに際しては、予め派遣スタッフを募集・登録

しておき、その登録者の中から派遣先企業の希望する条件に合致する派遣スタッフを人選し、当社グループとの

間に雇用契約を締結した上で、派遣先企業へ派遣しております。

国内派遣領域においては、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」の規

定に従い、厚生労働大臣の許可を受けて派遣スタッフを募集・登録し、企業へ派遣する労働者派遣事業等を行っ

ており、㈱リクルートスタッフィング及び㈱スタッフサービス・ホールディングス等を通じて、サービスを提供

しております。

ま た 海 外 派 遣 領 域 で は、 北 米 の STAFFMARK HOLDINGS, INC.、 欧 州 の USG People B.V. 及 び 豪 州 の Chandler

Macleod Group Limited等を通じて、サービスを提供しております。

 

(12)

当社グループの主な事業の内容と当社又は主な関係会社の当該事業における位置づけ及びセグメントとの関連

は以下のとおりであります。

セグメントの

名称

領域 主な会社 主な事業内容 主なサービス

販促メディア

事業

ライフイベント

領域

当社

㈱ リ ク ル ー ト 住 ま い カ ン

パニー

㈱ リ ク ル ー ト マ ー ケ テ ィ

ングパートナーズ

借 り る / 買 う / 建 て る /

リ フ ォ ー ム 等、 多 様 な 住

ま い の ニ ー ズ に 応 え る サ

ービスを提供

「SUUMO」

住宅の売買/賃貸/リフォ

ームに関する情報誌・情報

サ イ ト 及 び 新 築 マ ン シ ョ

ン/注文住宅購入に関する

相談カウンター

結 婚 情 報 サ ー ビ ス、 進 学

情 報 サ ー ビ ス、 自 動 車 関

連 情 報 サ ー ビ ス、 ネ ッ ト

広告サービス等の提供

「ゼクシィ」

結婚式の準備から結婚後の

新生活までの結婚に関する

情報誌・情報サイト・相談

カウンター

「 ス タ デ ィ サ プ リ 進 路 進

学事典」

「スタディサプリ進路」

高校生の進路選びをサポー

トする無料進学情報誌・情

報サイト

「カーセンサー」

中古車を軸に車の購入、買

い替えに関する情報誌・情

報サイト

日常消費

領域

当社

㈱ リ ク ル ー ト ラ イ フ ス タ

イル

旅 行 / 飲 食 / 美 容 等、 日

常 の 様 々 な シ ー ン で ユ ー

ザ ー の 行 動 を 支 援 す る サ

ービスを提供

「じゃらん」

主 に 国 内 旅 行 の 宿 / ツ ア

ー/周辺観光に関する情報

誌及び検索・予約サイト

「HotPepperグルメ」

飲食店の情報と割引クーポ

ンを掲載した情報誌及び検

索・予約サイト

「HotPepper Beauty」

ヘアサロン/リラクゼーシ

ョン&ビューティーサロン

の情報誌及び検索・予約サ

(13)

― 11 ― セグメントの

名称

領域 主な会社 主な事業内容 主なサービス

人材メディア

事業

国内人材募集

領域

当社

㈱リクルートキャリア

㈱リクルートジョブズ

社 員 募 集 分 野 に お け る 人

材 採 用 広 告 / 人 材 紹 介 /

選考支援を展開

「リクナビ」

新卒向け就職情報サイト

「リクナビNEXT」

社会人向け転職情報サイト

「 リ ク ル ー ト エ ー ジ ェ ン

ト」

転職活動をサポートする人

材紹介サービス

ア ル バ イ ト / パ ー ト / 派

遣 / 正 社 員 等、 様 々 な 人

材 募 集 に 関 す る 情 報 を 提

「フロム・エー ナビ」

アルバイト情報サイト

「タウンワーク」

アルバイトから社員までの

求人情報誌・情報サイト

海外人材募集

領域

Indeed, Inc.

海 外 に お け る 求 人 情 報 専

門検索サイトを運営

「Indeed.com」

アグリゲート型求人情報専

門検索エンジンサイト

人材派遣

事業

国内派遣

領域

㈱ リ ク ル ー ト ス タ ッ フ ィ

ング

㈱ ス タ ッ フ サ ー ビ ス ・ ホ

ールディングス

国 内 に お け る 人 材 派 遣 サ

ービスの提供

海外派遣

領域

STAFFMARK HOLDINGS,

INC.

USG People B.V.

Chandler Macleod Group

Limited

北 米、 欧 州 及 び 豪 州 等 に

お け る 人 材 派 遣 サ ー ビ ス

の提供

その他事業 ㈱ニジボックス

デ ジ タ ル コ ン テ ン ツ サ ー

ビ ス の 企 画 ・ 運 営 ・ 受 託

(14)

事業系統図

主要な取引の概要及び主要な連結子会社は以下のとおりであります。

 

(15)

― 13 ―

3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、「ミッション(目指す姿)」として、「新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人

ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す」ことを、また、「ウェイ(大切にする考え方)」として、「新しい価値の

創造」、「社会への貢献」、「個の尊重」と定めるグループ経営理念を策定しております。

この経営理念の下、産業界と生活者を結びつける「No.1のマッチングサービス」を、一つでも多く生み出し、生活

者一人ひとりのポジティブな行動を支援する企業になることを目指し、事業活動を行っております。

当社グループは、これら事業活動を通じて、株主価値及び企業価値の最大化に取り組んでまいります。

 

(2)目標とする経営指標

当社グループでは、長期的な利益成長の実現に向け、M&Aをはじめとした成長に向けた各種投資を機動的かつ積極的

に実行してまいります。その上で、株主価値の向上については特に重視しており、平成29年3月期から平成31年3月

期までの3年間における「調整後EPS」(注1)の年平均成長率一桁後半を経営目標に設定しております。

 また、経営目標の達成に向けて、単年度におけるEBITDA(注2)成長率についても重視し、投資と利益成長の適切

なバランス等を考慮し、毎期設定することにしております。

 

(注1)調整後EPS(調整後1株当たり当期利益):調整後当期利益/(期末発行済株式数-期末自己株式数)

調整後当期利益:親会社の所有者に帰属する当期利益±調整項目(非支配持分帰属分を除く)±調整項目の

一部に係る税金相当額

  調整項目:企業結合に伴い生じた無形資産の償却額±非経常的な損益

(注2)EBITDA:営業利益+減価償却費±その他の営業収益・費用

 

当社グループでは平成30年3月期第1四半期連結会計期間より国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を任意適

用するため、上記指標はIFRSに基づく内容で記載しております。

 

(3)当社グループを取り巻く経営環境と対処すべき課題、経営戦略

当社グループでは、急速に変化するインターネット事業環境等に対応し、グローバル市場におけるニーズやビジネ

ス機会をいち早く捉え、迅速な意思決定の下で、株主価値及び企業価値の最大化に取り組むことが重要と捉えており

ます。本取り組みの一環として、平成28年4月より、「グローバルオンラインHR」、「メディア&ソリューション」

及び「グローバル派遣」の3つの戦略ビジネスユニット(SBU:Strategic Business Unit)単位で事業価値の拡大に

取り組んでおります。

これら取り組みの更なる強化に向け、平成30年3月期第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「販

促メディア事業」、「人材メディア事業」、「人材派遣事業」及び「その他事業」の区分から、「HRテクノロジー事

業」、「メディア&ソリューション事業」及び「人材派遣事業」の区分へ変更します。

 事業別の経営戦略としては、HRテクノロジー事業において、Indeed, Inc.の既存事業である求人広告領域で、米国

及び米国以外での更なる拡大を進め、現在の景況感を前提とした場合には、平成31年3月期(注1)の売上高は、米

ドルベースで平成28年3月期(注2)の3倍を見込みます。また、Indeed, Inc.の高いテクノロジー及び既存事業で

蓄積したユーザーデータ等のアセット及びM&Aを活用し、人事関連周辺領域において新事業の創造と拡大を図ってまい

ります。

メディア&ソリューション事業においては、事業全体での継続的な売上高成長に向けては、既存事業だけではなく、

中小企業クライアントの業務オペレーションを支援し、生産性向上につながる各種サービスの提供や、対象とするク

ライアント業界の拡大が重要と考えております。これら取り組みの加速により、クライアント基盤の強化及び複合的

な事業ポートフォリオの構築を実現し、外部環境に左右されない安定的な成長を目指してまいります。

人材派遣事業においては、買収した海外子会社に事業運営ノウハウを導入しながら、EBITDAマージンの継続的な改

善に取り組んでまいります。また、海外におけるM&Aを通じて、平成32年を目処に海外派遣領域の売上高を約1兆円の

規模に成長させることを目指してまいります。

 

(注1)Indeed, Inc.の平成30年12月期決算であり、当社の決算情報とは異なります。

(注2)Indeed, Inc.の平成27年12月期決算であり、当社の決算情報とは異なります。

(16)

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 平成30年3月期からの国際財務報告基準(IFRS)適用に備え、IFRS導入プロジェクトを設置し、アカウンティン

(17)

― 15 ―

5.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

(単位:百万円)

前連結会計年度

(平成28年3月31日)

当連結会計年度

(平成29年3月31日)

資産の部

流動資産

現金及び預金 257,741 261,342

受取手形及び売掛金 222,288 305,336

有価証券 53,176 85,000

繰延税金資産 23,264 25,079

その他 37,524 42,330

貸倒引当金 △4,256 △4,656

流動資産合計 589,739 714,431

固定資産

有形固定資産

建物及び構築物(純額) 9,767 18,127

土地 7,743 7,758

その他(純額) 14,921 16,326

有形固定資産合計 32,432 42,213

無形固定資産

のれん 213,051 282,555

ソフトウエア 70,938 88,940

顧客関連資産 40,191 95,307

その他 37,413 56,593

無形固定資産合計 361,594 523,396

投資その他の資産

投資有価証券 120,854 121,800

繰延税金資産 11,757 11,766

その他 34,591 36,377

貸倒引当金 △288 △371

投資その他の資産合計 166,914 169,573

固定資産合計 560,942 735,183

資産合計 1,150,681 1,449,614

(18)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(平成28年3月31日)

当連結会計年度

(平成29年3月31日)

負債の部

流動負債

支払手形及び買掛金 60,104 68,029

1年内返済予定の長期借入金 15,000 24,957

未払費用 85,354 97,891

未払法人税等 40,050 35,218

賞与引当金 24,728 26,022

その他 56,758 107,285

流動負債合計 281,997 359,404

固定負債

社債 - 50,000

長期借入金 - 137,366

繰延税金負債 49,693 69,973

労災補償引当金 8,671 8,541

退職給付に係る負債 28,750 29,214

その他 4,568 16,573

固定負債合計 91,683 311,670

負債合計 373,680 671,074

純資産の部

株主資本

資本金 10,000 10,000

資本剰余金 53,756 52,874

利益剰余金 596,305 653,490

自己株式 △495 △31,640

株主資本合計 659,565 684,725

その他の包括利益累計額

その他有価証券評価差額金 29,016 31,326

繰延ヘッジ損益 △2,157 -

為替換算調整勘定 86,274 56,244

退職給付に係る調整累計額 △2,421 △1,508

その他の包括利益累計額合計 110,712 86,062

新株予約権 2,137 2,042

非支配株主持分 4,585 5,710

純資産合計 777,000 778,540

(19)

― 17 ―

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成27年4月1日

 至 平成28年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)

売上高 1,588,623 1,839,987

売上原価 832,330 979,110

売上総利益 756,293 860,876

販売費及び一般管理費 642,260 733,669

営業利益 114,032 127,207

営業外収益

受取利息 605 315

受取配当金 1,960 1,425

持分法による投資利益 4,961 3,823

その他 1,184 1,066

営業外収益合計 8,712 6,631

営業外費用

支払利息 970 873

為替差損 2,087 493

その他 350 753

営業外費用合計 3,408 2,120

経常利益 119,336 131,718

特別利益

投資有価証券売却益 5,948 5,349

関係会社株式売却益 - 21,857

段階取得に係る差益 1,815 -

その他 539 1,363

特別利益合計 8,303 28,570

特別損失

固定資産除却損 1,175 1,586

投資有価証券評価損 1,122 1,402

減損損失 857 5,085

事業統合関連費用 428 1,210

その他 798 1,742

特別損失合計 4,383 11,028

税金等調整前当期純利益 123,256 149,260

法人税、住民税及び事業税 61,900 68,094

法人税等調整額 △3,700 △4,897

法人税等合計 58,199 63,197

当期純利益 65,057 86,063

非支配株主に帰属する当期純利益 521 641

親会社株主に帰属する当期純利益 64,535 85,422

(20)

連結包括利益計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成27年4月1日

 至 平成28年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)

当期純利益 65,057 86,063

その他の包括利益

その他有価証券評価差額金 △5,160 2,121

繰延ヘッジ損益 △2,082 2,157

為替換算調整勘定 △9,056 △27,482

退職給付に係る調整額 517 912

持分法適用会社に対する持分相当額 △1,677 △2,553

その他の包括利益合計 △17,458 △24,844

包括利益 47,598 61,219

(内訳)

親会社株主に係る包括利益 47,078 60,772

(21)

― 19 ―

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

(単位:百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 10,000 53,679 558,310 △531 621,459

当期変動額

剰余金の配当 △26,540 △26,540

親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当

期純利益

64,535 64,535

自己株式の取得 -

自己株式の処分 60 35 95

非 支 配 株 主 と の 取 引 に 係

る親会社の持分変動

16 16

株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当

期変動額(純額)

当期変動額合計 - 76 37,994 35 38,106

当期末残高 10,000 53,756 596,305 △495 659,565

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主

持分

純資産合計 その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付に

係る調整

累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高 34,177 △75 97,006 △2,939 128,169 1,206 3,322 754,157

当期変動額

剰余金の配当 △26,540

親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当

期純利益

64,535

自己株式の取得 -

自己株式の処分 95

非 支 配 株 主 と の 取 引 に 係

る親会社の持分変動

16

株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当

期変動額(純額)

△5,160 △2,082 △10,731 517 △17,457 930 1,262 △15,263

当期変動額合計 △5,160 △2,082 △10,731 517 △17,457 930 1,262 22,842

当期末残高 29,016 △2,157 86,274 △2,421 110,712 2,137 4,585 777,000

(22)

当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

(単位:百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 10,000 53,756 596,305 △495 659,565

当期変動額

剰余金の配当 △28,236 △28,236

親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当

期純利益

85,422 85,422

自己株式の取得 △31,226 △31,226

自己株式の処分 60 82 142

非 支 配 株 主 と の 取 引 に 係

る親会社の持分変動

△941 △941

株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当

期変動額(純額)

当期変動額合計 - △881 57,185 △31,144 25,159

当期末残高 10,000 52,874 653,490 △31,640 684,725

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主

持分

純資産合計 その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付に

係る調整

累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高 29,016 △2,157 86,274 △2,421 110,712 2,137 4,585 777,000

当期変動額

剰余金の配当 △28,236

親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当

期純利益

85,422

自己株式の取得 △31,226

自己株式の処分 142

非 支 配 株 主 と の 取 引 に 係

る親会社の持分変動

△941

株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当

期変動額(純額)

2,309 2,157 △30,030 913 △24,649 △95 1,125 △23,620

当期変動額合計 2,309 2,157 △30,030 913 △24,649 △95 1,125 1,539

(23)

― 21 ―

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成27年4月1日

 至 平成28年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 123,256 149,260

減価償却費 40,275 50,095

減損損失 857 5,085

のれん償却額 47,942 53,533

退職給付費用 946 1,215

貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,198 95

賞与引当金の増減額(△は減少) 4,688 1,827

労災補償引当金の増減額(△は減少) 599 155

退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 347 609

受取利息及び受取配当金 △2,566 △1,741

支払利息 970 873

為替差損益(△は益) △380 183

持分法による投資損益(△は益) △4,961 △3,823

固定資産除却損 1,175 1,586

投資有価証券売却損益(△は益) △5,944 △5,342

関係会社株式売却損益(△は益) 308 △21,857

投資有価証券評価損益(△は益) 1,122 1,402

段階取得に係る差損益(△は益) △1,815 -

売上債権の増減額(△は増加) △13,615 △38,513

仕入債務の増減額(△は減少) △1,024 13,629

その他 2,304 10,314

小計 193,290 218,590

利息及び配当金の受取額 2,785 1,942

利息の支払額 △968 △1,192

法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △32,595 △77,178

営業活動によるキャッシュ・フロー 162,511 142,161

(24)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成27年4月1日

 至 平成28年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

 至 平成29年3月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

定期預金の預入による支出 △1,108 △348

定期預金の払戻による収入 1,101 249

有形固定資産の取得による支出 △13,030 △18,537

無形固定資産の取得による支出 △35,290 △49,081

投資有価証券の取得による支出 △6,038 △2,869

投資有価証券の売却及び償還による収入 18,878 11,276

関係会社株式の取得による支出 △99 △721

出資金の払込による支出 △2,912 △1,191

出資金の回収による収入 133 933

連 結 の 範 囲 の 変 更 を 伴 う 子 会 社 株 式 の 取 得 に よ

る支出

△67,131 △176,698

連 結 の 範 囲 の 変 更 を 伴 う 子 会 社 株 式 の 取 得 に よ

る収入

306 -

連 結 の 範 囲 の 変 更 を 伴 う 子 会 社 株 式 の 売 却 に よ

る支出

△270 -

連 結 の 範 囲 の 変 更 を 伴 う 子 会 社 株 式 の 売 却 に よ

る収入

- 22,885

子会社の清算による収入 218 -

事業譲受による支出 △469 △361

事業譲渡による収入 435 -

短期貸付けによる支出 △125 △3

短期貸付金の回収による収入 314 2

長期貸付けによる支出 △11 △198

その他 △4,513 406

投資活動によるキャッシュ・フロー △109,613 △214,257

財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額(△は減少) △4,049 △832

長期借入れによる収入 - 174,704

長期借入金の返済による支出 △22,801 △51,847

社債の発行による収入 - 50,000

非支配株主からの払込みによる収入 111 -

自己株式の取得による支出 - △31,242

配当金の支払額 △26,422 △28,513

連 結 の 範 囲 の 変 更 を 伴 わ な い 子 会 社 株 式 の 取 得

による支出

△291 △1,393

その他 △94 △316

財務活動によるキャッシュ・フロー △53,546 110,557

現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,225 △3,107

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,875 35,354

現金及び現金同等物の期首残高 313,197 310,322

(25)

― 23 ―

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(26)

(会計方針の変更)

法人税法の改正に伴い、「平成28年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い」(実務対応

報告第32号 平成28年6月17日)を当連結会計年度に適用し、平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備及び

構築物に係る減価償却方法を定率法から定額法に変更しております。

(27)

― 25 ― (セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役

会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているセグメントであります。

当社グループは、事業の種類別に「販促メディア事業」、「人材メディア事業」、「人材派遣事業」及び「その他

事業」の4つを報告セグメントとしております。

販促メディア事業は、人生における大きなイベントである結婚及び住宅等のライフイベント領域の他、旅行、飲食

及び美容等の日常消費領域等で構成されており、ライフイベントや日常の様々な消費に関する情報サービスを提供し

ております。

人材メディア事業は、国内人材募集領域及び海外人材募集領域によって構成されており、求人広告及び人材紹介等

のサービスを提供しております。

人材派遣事業は、国内派遣領域及び海外派遣領域によって構成されており、事務職派遣、製造業務・軽作業派遣及

び各種専門職派遣等を展開しております。

その他事業では、デジタルコンテンツサービスの企画・運営・受託等を行っております。

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額の算定方法

報告セグメントの利益は減価償却費及びのれん償却額を考慮しない、営業利益ベースの数値(EBITDA)であります。

セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報

前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

合計

調整額

(注)1、2

連結財務

諸表計上額

(注)3

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

売上高

外部顧客への売上高 348,632 355,079 879,044 4,867 1,587,623 1,000 1,588,623

セグメント間の内部

売上高又は振替高

753 4,211 10,966 275 16,206 △16,206 -

計 349,385 359,291 890,010 5,142 1,603,829 △15,205 1,588,623

セグメント利益又は

損失(△)

93,265 88,002 49,615 △11,858 219,024 △104,992 114,032

(注) 1 外部顧客への売上高の調整額は、主に収益獲得を目的としない新規技術の研究、開発及び投資に付随する収

入であります。

2 セグメント利益又は損失の調整額△104,992百万円には、減価償却費△40,275百万円、のれん償却額△

47,942百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△16,774百万円が含まれております。

全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 セグメント資産は、算定していないため記載しておりません。

(28)

当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

合計

調整額

(注)1、2

連結財務

諸表計上額

(注)3

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

売上高

外部顧客への売上高 376,108 401,207 1,056,188 5,180 1,838,685 1,302 1,839,987

セグメント間の内部

売上高又は振替高

260 4,140 12,552 188 17,143 △17,143 -

計 376,369 405,348 1,068,740 5,369 1,855,828 △15,840 1,839,987

セグメント利益又は

損失(△)

102,004 94,652 63,328 △12,883 247,101 △119,894 127,207

(注) 1 外部顧客への売上高の調整額は、主に収益獲得を目的としない新規技術の研究、開発及び投資に付随する収

入であります。

2 セグメント利益又は損失の調整額△119,894百万円には、減価償却費△50,095百万円、のれん償却額△

53,533百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△16,265百万円が含まれております。

全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 セグメント資産は、算定していないため記載しておりません。

【関連情報】

前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本 北米 欧州 その他 合計

1,022,906 336,027 71,777 157,911 1,588,623

(注) 売上高はサービスを提供した場所を基礎とし、国又は地域に分類しております。

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本 北米 その他 合計

25,452 5,556 1,423 32,432

(注) 有形固定資産は所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

(29)

― 27 ―

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本 北米 欧州 その他 合計

1,111,082 332,950 226,960 168,993 1,839,987

(注) 売上高はサービスを提供した場所を基礎とし、国又は地域に分類しております。

(表示方法の変更)

「欧州」の売上高合計が連結損益計算書の売上高の10%以上となったため、当連結会計年度より記載しております。

この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「2 地域ごとの情報(1) 売上高」の表示を変更しており

ます。

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本 北米 その他 合計

27,867 9,619 4,725 42,213

(注) 有形固定資産は所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

全社・消去 合計

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

減損損失 - - - - 857 857

(注) 減損損失は報告セグメントに配分しておりません。なお、減損損失の主な内容は、事業用資産に係るものであ

ります。

 

当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

全社・消去 合計

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

減損損失 - - - - 5,085 5,085

(注) 減損損失は報告セグメントに配分しておりません。なお、減損損失の主な内容は、事業用資産に係るものであ

ります。

 

(30)

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

全社・消去 合計

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

当期償却額 - - - - 47,942 47,942

当期末残高 - - - - 213,051 213,051

(注) のれんの償却額及び未償却残高は報告セグメントに配分しておりません。なお、のれんは企業結合等により発

生したものであります。

 

当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

全社・消去 合計

販促メディア 人材メディア 人材派遣 その他

当期償却額 - - - - 53,533 53,533

当期末残高 - - - - 282,555 282,555

(注) のれんの償却額及び未償却残高は報告セグメントに配分しておりません。なお、のれんは企業結合等により発

生したものであります。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

参照

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